市民が必要とする公園

2012年11月1日 22時34分 | カテゴリー: まちづくり, 市民自治, 活動報告, 環境, 視察

 

小金井市の梶野公園を視察しました。

この公園は、市民がサポーターとなって運営・管理しています。そのサポーター会議の方からお話を伺いました。

平成8年より地域の方々に利用されていた敷地面積約1haの「梶野広場」を小金井市が「梶野公園」として利活用することに決まり、平成19年より、梶野公園整備に関する近隣住民へのアンケート調査、周辺住民へのインタビュー、懇談会の開催、住民参加による公園づくりや類似公園の事例の収集などを行ってきました。

 平成20年には、前年度の基礎調査の結果を踏まえて、近隣住民のみなさんに参加を呼びかけ「公園計画づくりワークショップ」を数回開催し、「近隣住民が望んでいる梶野公園の姿」や「整備後の公園の運営・管理のあり方」について、住民のみなさんの意見・提案を取り入れながら、『梶野公園活用計画』(公園整備基本計画)を作成しました。

 平成22年には、開園後の公園の運営・管理の方法等について、小金井市と住民のみなさんとの協議・協力体制をつくり、具体的な運営・管理のルールづくりを進めながら、住民のみなさんに愛される公園となるよう、住民のみなさんとの協働で開園イベントを企画・実施しています。花ボラの会、遊び場の会、わんパトの会、広場の会の4つの分科会を中心とした市民活動団体のことを「梶野公園サポーター会議」と呼んでいます。サポーターが集まって意見交換を行う全体会の運営や花の手入れ、子どもたちがのびのびと遊べる場づくり、公園や地域の見回りをするわんわんパトロールや、多目的広場を利用した運動、公園の清掃などを中心に行っています。 

ボール遊びは、禁止されている公園が多いですが、ここでは隣接しているネットで囲まれたゲートボール場でゲートボールに使用していないときにボール遊びをすることができるようになっています。清瀬市でも、学校の校庭といくつかの公園でしか、ボール遊びができるところはありません。ゲートボール場の活用は、清瀬市でも可能ではないかと考えます。

また、ペットを連れて散歩させられるようになっています。ペットが精神的な支えともなっている昨今の状況を考えても、せめて公園内でもペットを連れて散歩できるようにすることが望まれます。もちろんこのためには、飼い主のマナーが守られるべきことはいうまでもありません。

道路に接している公園ということでは、入口の安全対策として、軽く開けられる門がついています。子どもの飛び出し防止に役立つようです。

さらに、防災機能としてオープンスペース、耐震性貯水槽(100立米)、防災備蓄倉庫、災害用マンホールトイレ5基(下水直結型で貯留も可)、防災用深井戸及びかまどベンチなどがあります。 

穏やかに話してくださるサポーターの方や、きれいに使われている公園の様子から、サポーターの方々をはじめ利用しているみなさんが、この公園に癒されているとともに、とても愛着を持っていることが伝わってきました。

清瀬市でも神山公園は市民参加で作られた公園ですが、今後も計画の段階から地域住民が参加し、市民が必要とする公園を整備し、さらに維持管理も地域住民がすることで愛着の持てる公園ができることを望みます。

公園入口に掲示してあるサポーターの活動やみんなで気持ちよく使うための注意事項

下水直結のマンホールトイレ

住宅地に接しているとは思えない気持ちのいい空間 この右奥にはゲートボール場が