立科町との災害時相互応援協定

2012年11月13日 00時25分 | カテゴリー: 活動報告, 視察, 防災

11月5日、清瀬市議会として長野県立科町に伺い、7月24日に締結された災害時相互応援協定について、具体的な応援体制の状況をお聞きしました。

東日本大震災をきっかけに、各自治体が遠隔地の自治体と災害時に備え相互に手を結びつつあります。そんな中、清瀬市では昭和45年から市の保養施設「立科山荘」があり、市民にとっても親しみのある立科町との締結となりました。

防災協定が結ばれてから、立科町では具体的な準備をいろいろしてくださっていることがわかりました。

清瀬市が被災した場合に、清瀬市からの避難や清瀬市への応援のための移動手段としての車両、給水車、清瀬市からの避難者の宿泊のために立科町内にたくさんある宿泊施設に災害時の協力をお願いして下さっていることなどです。食料もお米や野菜など、普段から生産量が多く心配ないこと、水も蓼科山の湧水があるため、水がなくなる心配がないということでした。

さらに今後は、具体的に応援に駆け付けるための清瀬市内の避難所の場所も教えてほしいとおっしゃっていただき、本当に心強い限りです。

一方、我が清瀬市の立科町への応援体制は・・・と思い確認したところ、具体的な手当はあまり検討されていないようでした。食料、飲料水や生活必需品、機材などは避難所の備蓄倉庫にあるものを使うことになるであろうこと、車両はトラック協会からも借りる協定を結んでいることは確認できましたが、被災者の受け入れ施設についてはまだ検討されていないようでした。清瀬市が被災しておらず、立科町だけ被災した場合、避難所に指定されている学校の体育館を使うことは難しく、市営住宅などの空き部屋を使っていただくことになるようですが、それだけでは数世帯分しか確保できません。今後、この点については具体的な手当を検討してほしいと市の担当者に伝えました。

当然のことですが、具体的な対応がなければ、結局協定を結んでいないのと同じことになりかねません。 

 

また、日中、災害が起こった場合には地域にいる住民が対応できるようにしておく必要があります。消防団員がたくさんいても、勤務のため地域にいない日中に災害が起こった場合、地域にいることが多い女性が中心となり、訓練を行っておくことは、有効というより、必要なことだと考えます。

立科町では公募の結果、現在12名の女性消防団員が誕生しています。当日いらした女性議員も団員として、放水訓練などに参加しているということでした。清瀬市には「防災女性の会」という自主防災組織があることは、大変評価できることですが、女性消防団員はいません。消防団員は自主組織より、実施できることが当然多く、ぜひ清瀬市でもさらに一歩進めて、女性団員が活躍できる環境を作ってほしいと考えます。また、防災女性の会のメンバーとともに避難所でのリーダーとしての活躍も期待されます。