2月14日、15日に市議会の会派で西明石、神戸に視察に行きました。
まず、明石市単独のごみ処理施設「西明石クリーンポート」を視察しました。この施設は、最終処分場まで備えており、収集から灰の焼却まで自区内処理を行っているため、民間への委託も市が直接できるので、裁量の範囲が広いということでした。清瀬市では、3市合同で処理している柳泉園組合で焼却処理を行い、灰は25市1町で構成する、多摩広域資源循環組合で処分しています。現在、灰はほとんどセメントに混ぜられてエコセメントとして公共事業に使われています。組合というのは、各市で出資しているけれど、あくまで独立した機関のため、声をあげにくいのが現状です。
翌日は、神戸市に阪神淡路大震災を忘れないために建設された人と防災未来館を視察しました。地震の再現が多く威、アトラクション的要素が多いためか、修学旅行生がよく来るということでした。
阪神淡路大震災は、直下型の地震だったことで、東日本大震災とは被害の範囲が全く違うことが良く分かりました。
直下型の場合は、被害範囲は限られますが、被害が出た建物はことごとく倒壊していました。さらに、倒壊の後は火事に見舞われ、さらに周辺に被害が拡大する、津波は来ないから安心と思っている清瀬市でも、直下型は本当に怖いことを実感しました。
来年度、国や都の防災計画の見直しを受け、清瀬市の地域防災計画が見直されます。清瀬市でも、実態に合った見直しが行われるように注視していかなければと強く思いました。