清瀬市のごみは可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、容器包装プラスチック、資源(ビン・缶・古紙、古布)に分けて回収されています。この内、容器包装プラスチックは㈱加藤商事で選別・梱包をされ、それ以外は柳泉園組合を経て、たま広域資源循環組合で処分されています。
加藤商事では、分別はプラマークで、中身が汚れているものが混ざっていると、他のものにも汚れがうつり、マテリアルリサイクル(プラスチックに再生する)にまわせないということをお聞きしました。
また毎年、容器包装リサイクル協会の検査があり、清瀬市から出されたごみは現在Aランクという一番きれいだという評価を受けており、協会への負担金が少し減るということでした。
柳泉園組合は、清瀬市・東久留米市・西東京市の3市が共同で運営しているごみ処理施設です。ここでは、可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみの選別・焼却、ビン・缶・古紙の選別と梱包がされています。
焼却の温度によりダイオキシンが発生したりという問題も以前はありましたが、高温で焼却すること、フィルターをつけることで、解決されているということでした。また、焼却熱は併設の温水プールや入浴施設で利用されています。なお、この日に焼却灰の放射線測定を行うということでしたので、1週間ほどで測定値が公表されるかと思います。
たま広域資源循環組合は、日の出町にあり、多摩地区の25市1町で構成されています。柳泉園組合で燃やされた灰はこちらでセメントに、破砕された粗大ごみは埋め立て処理されています。
セメントにすることにより埋立処分場は延命できていますが、私たちの税金がつぎ込まれたとても高コストのセメントが作られているということを忘れてはいけないと思いました。
清瀬市のたま広域資源循環組合の負担金は2億円、柳泉園組合負担金は約4億円です。これ以外にも収集費などを合わせると約10億円もごみ処理にかかっています。やはり、ごみになるものや、必要なもの以外は買わないということをもっと徹底していかくなど、節電という面で生活の見直しをという中にごみの面でも見直しをしなければいけないと痛感した一日でした。