なぜ議会改革が必要なのか?
高齢化が進み、コストだけは増加していく時代に入っています。”地方自治体を国が守ってくれる時代は終わり、これからは政策を選択していかなければならない時代”という廣瀬先生のお話に深くうなずきました。
清瀬市も財政状況が厳しい中、国や都の交付金や補助金に頼った事業が行われているのが現状です。これからは、政策に優先順位をつけ実行していく必要があります。優先順位をつけるにあたっては、市民が納得できる形で進めていかないと、市民の協力が得られないのはいうまでもありません。議論を尽くして、納得した上で結論を出す、基本的でありながら多くの議会ではまだ充分出来ていないのが現状のようです。清瀬市議会でも、同様です。
廣瀬先生によると、公開の場である議場で多様な意見の代表者である議員が議論を尽くし、そこには参考人として専門家や、市民も参加し意見を聞く、市民が議会に入ることで、市民に伝わり、やがて世論を形成し、民意(請願)として戻って来る、議会で最終決着をする、そんな流れをつくるべきである、ということでした。
清瀬市議会もそんな流れを目指して、これからの議会改革検討会が進んでいくように、私も尽力していかなければと思った研修でした。