9月議会終了しました!

(2)初めての決算特別委員会

保健・福祉委員会の後は、決算特別委員会がありました。
22年度の一般会計の決算についての審議です。決算書は、3冊に分かれており、まず予算に対する決算額を示し、予算としてとったけれどあまったものは同じ大項目の中で他の事項に使っていい(流用というそうです)ということになっているので、そういう場合、最終的にどの項目に使ったかを示す決算書が一冊、決算の項目別の概要と金額を示すものが一冊、その項目別の少し詳しい内容を示すもの(事務報告)が一冊となっており、これ以外に決算概要説明、監査報告があるというたてつけになっています。これ以外に行政評価(清瀬市は各部の自己評価のみ)がありますが、今のところ、決算の評価には利用されていません。
まず、決算について理解するためにはこれらと格闘しなければなりません。
事務報告を読み進めると、1年間の事業が大体理解できます。決算ではその効果についても検証すべきだと考えますが、自己評価のみの現状では難しい状況です。25年度からは、外部評価を導入することが決まっているので、今後はその評価も踏まえて、個々の事業の評価を行うことになるはずです。
決算の特徴としては、清瀬市は自主財源が少ないため、地方交付税に頼っており、それだけでは足りず補助金を使いながら必要な事業を行わざるをえないこと、生活保護費等の民生費が特に多いことです。
ただ、自主財源が少ない中でも、必要な緑の保全にお金を使っていることは評価できることだと思います。