オスプレイって?

基地問題は原発問題と同じでは?

7月24日、オスプレイ配備の反対集会に参加しました。最近は、市民の中で原発への関心が大変高まっていますが、基地問題も原発の問題も、その施設を一定の地域が受け入れてくれているという点で同じだと考えます。

沖縄での基地問題がここ数年取り上げられるまで、私自身、遠い地域でのできごとで自分にとっては無関係なことと思っていました。原発のことについても同じでした。普段自分の使っている電気のことを意識したことすらなく、その電気がどこで作られているのか考えたこともありませんでした。

でも、どちらも日本全体に、日本人全員に関係のあることです。ただ、その施設がどこにあるかというだけの問題で、たまたまそれが普段の自分の生活と関係のない場所にある、というだけのことです。原発の問題同様、私たちがもっと関心をもたなければいけないと感じています。

そういう意味で、今回の問題も基地問題の一環として見過ごしてはならないと考え、この集会に参加しました。今回はオスプレイの構造上の不安定さも示されましたが、軍のこれまでの低空飛行訓練についても取り上げられました。清瀬市でも、たまに飛行機の轟音を聞くことがあります。基地周辺はもちろんのこと、国内で8つある低空飛行訓練ルートとなっている地域では、今現在でも轟音どころか、墜落や接触事故などの危険性を感じながら生活しています。さらにこのオスプレイが配備され、予定されている6ルートで低空飛行をすることになったら、危険性が高まるのはそもそもの構造上から考えてもいうまでもなく、それはアメリカ国内ですら、いくつかの州が飛行を認めていないということからも裏付けられるということでした。

何ができるのかわかりませんが、自分の、そして子どもたちにも関わる重要な課題の一つとして考えていかなければならないと改めて実感した集会となりました。