7月9日(土)、清瀬市消費生活講座としてNPO環境エネルギー研究所の主任研究員松原弘直氏を迎えて、学習会が開催されました。
これからの向かうべき方向を見定めるための情報が欲しいと思っていたところでの、本当に役立つ学習会となりました。
結論としては、私たちは節電しながら、自然エネルギーへのシフトをしていかなければならないということでした。自然エネルギー(風力、小水力、太陽熱、太陽光、地熱、バイオマスなど)による発電を中心に安定供給のために火力、大規模水力をプラスで使っていくということが理想のようです。
また、持続可能性を考えると、民間が出来るように、産業としてやっていかなければならないということでもあり、このことにより雇用が生み出されるという点でも、これから日本でも早急に取り組んでいくべきであると思いました。
ヨーロッパはもちろんのこと、石油資源を持つ中東でも自然エネルギーへの取り組みが進んでいるということです。世界で使われている自然エネルギーを活用する技術は、ほとんど日本のものということで、送電網の独占を解き、電気の買取制度の整備といった制度面を整えれば自然エネルギーの活用は急速に進むはずだということでした。
東京でできることを考えてみたときに、まず電気に頼り過ぎない生活にシフトすること、東京での発電は難しいけれど自然エネルギーを使った発電事業に出資することならできると思いました。