議会 一般質問

子どもの育ちを支える、ごみ減量のために拡大生産者責任を

3月5日、3月議会の一般質問を行いました。
今回のテーマは、支援が子必要な子どもに必要な支援を、ごみ減量の根本的解決のためにの2つです。

1.一人親家庭や生活保護世帯には様々な支援策がありますが、なかなか子どもに直接という支援がありません。東京都では、他の道府県ではなかなかされていない塾代の助成をしています。金銭的な援助はもちろん必要なのですが、せっかく高校へ入学しても退学してしまうことが多くなっている現状があります。やはり、自己肯定感を持ったり、周囲の人とつながることができるような精神的なサポートをしなければこの現状は変わりません。金銭的な援助だけでなく、ぜひ一人ひとりの子どもと向き合ってくれること+学習サポートをしてほしいと要望しました。

2.ペットボトルやその他プラスティックの収集量は全く減少の傾向が見えません。これらはリサイクルされているから、いいでしょうという考え方もあります。しかし、このリサイクルには私たちの税金がたくさんつぎ込まれています。ただし、この金額はしめされていません。これを示すためには、廃棄物会計という品目ごとの処理費用を計算する手段を導入する必要があります。
ただし、これらを減らすためには、根本的な解決が必要です。中身だけ欲しい私たちですが、実際いらない容器まで売りつけられているのが現状です。容器を繰り返し使えるものに変えてもらえればリサイクルするものが減り、私たちの税金の投入や、環境への悪影響も削減されます。平成18年にはこれらを処理するための容器包装リサイクル法が改正されましたが、繰り返し使える容器の利用をすすめることになる拡大生産者責任が盛り込まれませんでした。次回の改正の際には確実に盛り込まれるように、自治体が連携して声を上げるべきだと提案しました。