2021年 新たな年の幕開けです

庭の隅で寒い中でも実を付けるミニトマト

昨年の元日には想像もできなかった年明けとなりました。

パンデミックという人災により、私たちの生活に欠かせない仕事をしている人たちの存在、人とのリアルなつながりが、生きていく上での支えになっているということ、その一方で、そもそも所得の再分配という政治が果たすべき機能が果たされていないことが、社会的格差を更に広げていることが明確になったのではないかと感じます。

私たち人間も生態系の一部として、ウイルスも含め共生していくしか生き続けることはできません。地球の資源を意のままに使い続け、使い捨ててきたことを本気で改めるほかありません。2021年は「過ぎればまた元に戻せばよい」ではなく、これまでのことを見直していく年にしなければなりません。

これまで生活者ネットワークが取り組んできた食や環境、子どもの権利やジェンダーなど、この危機でその重要性を再認識しました。

今年も感染予防対策を当たり前にしながら、さまざまな機会を通して一緒に考えることを進めていきたいと思います。

 

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