~どう広げるか男女平等推進条例と子どものためのガイドブック~ 

 

 

 

やさしい感じの表紙

 

条例の柱の1つめのページ

 

 

 

 

 

 

 

 

清瀬市議会議員が語るシンポジウムーアイレックまつりにてー

コーディネーター:名取はにわさん(NPO法人BPW連合会理事長)

NPO法人BPW連合会:1996年総理府(現内閣府)に男女共同参画連携会議が置かれて以来、その団体会員として男女共同社会の実現に向けて活動。

 

2006年に清瀬市に男女平等推進条例が制定されたのも、1995年以来アイレックという男女平等を推進する拠点である男女共同参画センターが存在することが大きい。特にこのセンターの運営が市民参画で進められ、男女平等の視点、人権の視点からの講座を開催していることは、清瀬市の市民社会にとって重要な位置づけとなっている。

女性をとりまく課題はまさに人権の課題であり、まだ記憶に新しい都議会のセクハラやじ問題も、世の中の意識がまだまだ変わっていないことを示したものである。

意識を変えることは女性にとってだけでなく、男性にとっても有効なはずだ。自殺者が男性に多いのも、男性の存在価値であると男性自身が思い込まされている「稼ぎ手でなければならない」という性別役割分業の意識から抜けられないからだ。

 

当日は13名の議員が参加した。コーディネーターの名取氏によると、このようなテーマで議員が語るのは全国的にも珍しいとのことだった。

市民グループ「男女平等推進条例を育てる会」が中心となり、市教育委員会、当センターとともに製作した「男女平等推進条例を拡げる子どものためのガイドブック」を今後どのように活用していくかを中心に意見をかわした。

意見を通して、男女平等について、身近な家庭内のことなどは考えやすいが、一般に、全体に広げていくことは難しいと改めて感じた。また、“意識”レベルを変えるには、子どものころからの教育によるしかないのではないかと感じている。年齢が進めば進むほど、自分の意識を変えることはできても、他人の意識を変えることは容易なことではない。このガイドブックを利用することで、かなり具体的な人権教育ができるではないか。子どもたちがさまざまなことを考えることのできる教材になるではないかと考える。今後、学校で継続的にガイドブックを活用した授業を進めてほしい。

ガイドブックの記載内容について、コーディネーターの名取氏からは、「女性の進学率は大学院では、男性と比べるとかなり低いものになっているので修正が必要ではないか」との指摘や、会場からは「増えているひとり親家庭の視点を入れた方がよいのでは」という提案もあり、今後の改訂版に反映されることを期待したい。